2014年8月20日水曜日
川だったところは
現代の街、特に大都市の市街地は高度成長期以降、ずっとコンクリートやアスファルトで
固めることで出来上がってきました。
市街地で良く見かけるのが、元は川だったところを暗渠にして、上を車や人が通れるように
してある場所です。
川だったところは周辺から雨水が集まった底地で、細い川だからといって水量が少ないとは
限りません。地球の気候変動のサイクルの中では寒冷化と温暖化を繰り返し、水量が減ったり
増えたりしてきました。そうした長い年月での変化を経た結果が川のキャパとして残った訳です。
ですので、温暖化で豪雨が降った時にどれ位のキャパが必要かなどということは考えずに、
これまでコンクリートで固めてきたのですね。
で、そうした人間の愚行をあざ笑うかのように豪雨が街を襲い、浸水が人々の生活を苦しめているのです。
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